お金を借りるには（5）　実際に借りれなかった場合Ⅰ : 税理士高橋寿克の開業日記　東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪の税理士法人 TOTAL

税理士・行政書士の高橋寿克です。

以前、当事務所の紹介で
実際に全く借りれなかったことが1度だけある旨述べました。

これは、実は
2度くらいしかお会いしていない新規のお客様の件でした。

このときは、事前のヒアリングが不十分なため
面談の際に
社長が個人的に
サラ金
カードローン
その他金融の
多重債務者であることがわかりました。

私が紹介すると全く借りれないケースが少ないのは
別に私が特別な権限があるわけではありません。

しっかりしたデータと
業務のフォローをするであろうという
信頼の証だと思います。

サラ金で借りるタイプの人には
その信頼は得られないでしょう。

金融機関は、
資金余力がない人
計画性がない人
計算が出来ない人と判定するからです。

サラ金、商工ローンで30％弱
カードローンでも15％くらい
この金利で勝てるビジネスは
この国では高利貸しくらいです。

サラ金、商工ローン、カードローンが
残っている人は銀行には相手にされないと思ってください。
先ずはこれらを返すところから始めましょう。

（裏技もなくはないのですが…）

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次回は「お金を借りるには（６）　実際に借りれなかった場合Ⅱ」

コメント一覧

- 高橋寿克
- 2005年06月18日 20:41
- かやさん
  いつも書き込みありがとうございます。
  
  税金滞納者はやはり嫌われますよね。
  保証協会の仕組みが分かれば当然ですね。
  
  うちには10年目に入った
  レクサス（セルシオですね）があります。
  父の愛車ですが、
  いまだに乗り心地がいいのは
  偉大かも。
  
  ちなみに私の愛車は
  ヴィッツ、フィットに軽自動車です。

- かや
- 2005年06月18日 07:59
- おはようございます。
  
  うちの事務所でも借入や借換のお手伝いをする時、
  やはり、多重債務者や税金滞納者は金融機関から一番嫌がられます。
  それと、面談のときには社長自身の口から、
  「どうして融資を受けたいのか」
  「事業の短期、中期計画はきちんと立っているか」
  といったことなどをきちんと説明できないと、融資先からも信頼してもらえませんよね。
  そのためには、やっぱり事前の打ち合わせが重要だと感じています。