うちは、
設立当初をはじめ
比較的社歴が浅い
「法人・会社」のサポートについては
業務手法がほぼ確立し、
選ばれる理由が作れてきているという
実感はあります。

ただ、「個人」の確定申告は年に1回のことで
標準化や徹底がしきれていません。
このため確定申告期間中、
大変残念なことですが
トラブルやミスが発生しました。

忙しいときには自分たちの一番弱いところが
結果としてあらわれるものですね。

最初はどうやって業務を徹底し、ミスの減少を図るか、
スタッフを教育するかという
対症療法をしようとしましたがうまくいきません。

結局わかったことは、問題は私自身に起因している。
組織は、トップでほとんど決まる。
ということでした。

成長企業のほとんどが経験する
忙しいトップとスタッフの
コミュニケーション不足によるすれちがい、
それに伴う相互不信。
それがさらに生産性の低下をもたらす…。

ただ、幸いにして、うちの組織は
意見してくれるメンバーがたくさんおり、
気遣ってくれるお客様たちにも恵まれていました。
ありがたいことです。

心:本気でスタッフを認め、向き合い
技:経験者・有資格者の採用を意図的に行い
 (実務経験者、税理士、公認会計士、社労士の皆さんお待ちしています)

 権限の移譲による階層分化を進め
体:健康面でもセルフコントロールを意識し実行する。

これが私の出した結論です。

「問題がこれだけハッキリしているのは救いですよ」
スタッフの一人が言いました。

良い事務所を作ろうと本気で思うなら
私自身が良い経営者にならないと…。

今日も1日がんばろう。

追記
先日、昨年おやめになった元スタッフと
電話で話すことができました。

新しい職場は、労働時間的には2時間くらい長いけど
(うちの事務所で残業を1番良くしてくれていた方なのできついはずです)
今一生懸命慣れようと努力しているとのことでした。
転職3ヶ月で一番しんどい時期のはずです。

やさしくて前向きな彼を思うと
改めて、彼を育てられなかったことを悔いるとともに
同じ思いを今の、そしてこれから入ってくるスタッフに
させてはいけないと思いました。
彼にはぜひがんばってもらいたいものです。

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