税理士の高橋寿克です。

クラウド会計ソフト元年です。

前回は 「クラウド会計ソフトfreee 佐々木大輔社長」でした。

クラウド会計ソフト三国志 今回は、
マネーフォワード  MFクラウド会計 辻庸介社長 です。

実は、私は、マネーフォワード社の顧問をしています。
このため、辻社長とは定期的にお会いして意見をお伝えしていますし、スタッフもリクエストを上げています。

だからと言って、特にマネーフォワードの肩ばかり持つつもりもありません。
クラウド会計ソフト 戦国の世をどこが制するのか、
質が良い良いソフト、マーケットで認められるソフトを
お客様に合わせてきちんと使っていきたいと思います。

辻社長は、京都大学農学部を卒業後、
ソニーの経理部、マネックス(金融)とキャリアを積まれています。

マネックスは、開成出身の松本大社長が創業しており、
その縁で、私の高校の同級生が在籍していますが、
その部下だったのが辻社長です。

本当に世界はせまいですね。

最近、その同級生ともFacebookで久しぶりにつながりました。
ITの力はすごい。 ザッカーバーグに乾杯!

辻社長は、もの作り・プロダクトにこだわりがあり、スタッフのうち約7割がエンジニアだそうです。
問題点を解決するスピードがびっくりするくらい速いです。

金融出身らしく、コンプライアンスも守り、あまり無理をしません。

周りの人に気を使えるので人を巻き込み、ネットワークを広げられます。
このため、提携先が急速に増えており、取り込めるデータ・情報も一番多くなっています。
優秀なコーディネーターですね。

私を含む会計人にも気を使ってくれます。
会計事務所からのリクエストをかなり早くこなしてくれるので、
若手・中堅会計人からの評価が高くなっています。
経理に慣れていない人だけでなく、
経理を抱えている既存中堅企業にとっても違和感が少ないソフトです。

価格は後発のため、多少他社より安くなっています。
また、請求書発行機能は他社より先んじバリエーションを増やしています。

弱点は、後発で堅実すぎて、一般への認知度・シェアが freee や 弥生ほどないことでしょう。
一定のステージまで開発が進んで、収益のめどが立ち始めたら…、

テレビCMや、ネット広告を大量に出稿する必要があるのかもしれません。
特にテレビCMは多額の資金が必要なので、そのための資金手当てや、打って出るタイミングの見極めが重要なのかもしれません。

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追記
平成27年8月、マネーフォワードは、SBIホールディングス、静岡銀行およびジャフコからホールディングスから10億円の資金調達を実施することになりました。
金融機関との提携・広告宣伝の強化が予想されます。
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参考) 価格表(税別)
個人事業主:
    月額800円 年間9,600円
    年額一括払い8,800円

法人:月額1,800円 年間21,600円
    年額一括払い19,800円
初年度 45日間、基本料金無料(フリー)

次回は
  「クラウド会計ソフト三国志 (3) 弥生 岡本 浩一郎社長