税理士の高橋寿克です。

今年は税務調査が多くて、
ブログの更新ができませんでした。
すみません。

「節税」
税務調査でも大丈夫な範囲で
納税者のために少しでも税金を安くすることは
税理士にとって、今も一番基本でかつ重要な仕事です。

うちはきちんと徹底的に節税対策を標準化しています。
ちまたにあふれる「節税」のマニュアル本や
ネットの情報商材に書かれているようなことは
当然、検証・実施しています。

検証していないのは「タックスシェルター」のような海外関係くらいです。
コストが高すぎるし、私が語学が苦手だからです

ただ、あくまでも「節税」は
会社の発展のための手段に過ぎないので
中期的には無意味・有害な節税は意図して行っていません。
（成長期の会社が逓増定期保険に入るなどが典型です。知らない人が多く、売れているんですよね）

節税についてきちんと価値判断をしていることを見せず、説明も不足していたようです。

先日、どこかで聞いたお客様から
「節税」の質問を受けました。
もちろん、当事務所で全て検討・実施しており、
説明済みのものも多く含まれていました。

ちなみに（営業の妨害をして申し訳ありませんが）
節税の情報商材もたいしたことはありません。
税法は日本最高の頭脳の財務省官僚の作文です。
彼らにずっと勝てるコンサルタント・税理士はいません。

「節税」とは
・短期的に空いた穴をつき、
・意図的に官僚が作った穴を利用し
・政府の政策にそった租税措置等を利用し、
・きちんとした会計を利用してバランスよく、一つずつ丹念に拾う
こういったことの積み重ねです。

これからはお客様にきちんと
バナナの叩き売りのように色々品揃えして
使わない場合はその理由を説明しなくてはいけませんね。
説明責任を果たそうと思います。

そうしないと相互不信になりかねないのでお互い損ですよね。

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