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東京都(千代田区)と千葉県(船橋市)の
税理士・司法書士・行政書士事務所TOTALの
高橋寿克です。
(1)会計事務所は新卒ではいるべきか、中途入社が良いか
A、どちらとも言えません。
新卒の切符が使えるのは1回だけです。
組織に属した経験は税理士になる場合にも役に立つので
迷うようなら一般企業に就職した方がいいかもしれません。
当事務所でも転職組の方がはるかに多いです。
税理士になるという「強い意志」がある場合には
最初から会計事務所に入ったほうが効率的です。
私は他の職を経験せずに会計事務所に入りました。
他の仕事に就職したら
税理士にはならなかったような気がします。
当法人は社会人経験がない人を採用しますが
それでも28人中6人です。
新卒を育てようという事務所は少ないです。
新卒の採用は中途採用以上に
潜在能力と強い意志が必要になります。
(2)就職しながら勉強するなら税理士事務所は適当ですか?
A、税理士になるなら適当です。
仕事と勉強の両立のポイントは
①時間の確保と②モチベーションの維持です。
①時間の確保
普通、どの職種も、時間を確保するのが大変です。
会計事務所は時間的には特にきつい職場ではありません。
ただし、事務所によって大きく違います。
給与水準が高い準大手〜BIG4は
本当に時間がないところや
体育会系のノリの所も多いです。
よく調べましょう。
②モチベーションの維持
税理士事務所で受験生が多い環境は刺激になるはずです。
時間を確保するため地方公務員が良いという意見をありますが
地方公務員出身の税理士はほとんど聞いた事がありません。
のんびりした環境と、職場での気遣いで
モチベーションが続かないのでしょう。
金融機関出身者は、時間はきついはずなのですが結構おられます。
意識が高いのでしょう。
なお、メーカーの場合、経理以外は
仕事との関連がなさ過ぎて苦労するのであまりお勧めしません。
(3)どのくらい勉強が進んでから入所すべきですか?
A、
①早めの合格を考えると
事務所に入る前に2科目か3科目程度
合格レベルにしておいた方が良いでしょう。
まとまった勉強時間は就職後は確保しにくくなります。
②全科目合格してから働く方法
BIG4等の極端にきつい事務所以外はお勧めしません。
適性のない30代の「有資格者」をだいぶ見てきました。
採用されることも少ないでしょうし、
人生のやり直しはできなくなっています。
試験の合格はゴールではありません。
2年間の実務経験がないと税理士になれません。
③税理士になるつもりはない方
働くことが目的の場合、早目に就職しましょう。
給与水準が必ずしも高くない税理士事務所に
税理士にならずに勤務する意味は
男性には、あまりないかもしれません。
なお、女性の場合、会計事務所は
営業ノルマも、急な対応も少なく
家庭と仕事の両立がしやすい職場です。
(4)大学院での免除について
税理士試験は、大学院の修了で
一部科目が免除になることがあります。
私自身は、現行制度なら問題ないと思いますし
採用で区別しません。
(実際、免除者も在籍しています)
ただ、批判があることも事実ですし
中小事務所では、育った途端、
独立されるリスクもあり、採用されにくいでしょう。
大学院免除を受け入れる中堅以上の税理士法人は
一定のポテンシャルの高さ・若さを要求しています。
(ポテンシャルの高い若い人なら
免除を使っても使わなくても
合格までの期間に差はないでしょう)
厳しいようですが、勉強ばかりで、
コミュニケーション能力が不足した
魅力のない未経験者を受け入れる会計事務所は少ないと思ってください。
30代なら致命的かもしれません。
税理士2世以外は「未経験」のうちに
大学院に行くのは大変危険です。
働いて適性を確認してからでも
大学院入学は遅くないでしょう。
会計事務所「経験者」で、仕事が出来る人が
大学院に行って資格を取るのは有効でしょう。
年齢が上がったり、仕事が増えると
仕事と受験の両立はきつくなります。
当法人でも税理士試験に行き詰ったら
大学院に行ってもらっていいと考えています。
両立を考えるなら
通信制や夜間・週末中心の大学院もあります。
なお、「はじめての就職」はこちら
「会計事務所就職希望者必見! 税理士事務所・税理士法人の選び方」はこちら
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東京都(千代田区)と千葉県(船橋市)の
税理士・司法書士・行政書士事務所TOTALの
高橋寿克です。
(1)会計事務所は新卒ではいるべきか、中途入社が良いか
A、どちらとも言えません。
新卒の切符が使えるのは1回だけです。
組織に属した経験は税理士になる場合にも役に立つので
迷うようなら一般企業に就職した方がいいかもしれません。
当事務所でも転職組の方がはるかに多いです。
税理士になるという「強い意志」がある場合には
最初から会計事務所に入ったほうが効率的です。
私は他の職を経験せずに会計事務所に入りました。
他の仕事に就職したら
税理士にはならなかったような気がします。
当法人は社会人経験がない人を採用しますが
それでも28人中6人です。
新卒を育てようという事務所は少ないです。
新卒の採用は中途採用以上に
潜在能力と強い意志が必要になります。
(2)就職しながら勉強するなら税理士事務所は適当ですか?
A、税理士になるなら適当です。
仕事と勉強の両立のポイントは
①時間の確保と②モチベーションの維持です。
①時間の確保
普通、どの職種も、時間を確保するのが大変です。
会計事務所は時間的には特にきつい職場ではありません。
ただし、事務所によって大きく違います。
給与水準が高い準大手〜BIG4は
本当に時間がないところや
体育会系のノリの所も多いです。
よく調べましょう。
②モチベーションの維持
税理士事務所で受験生が多い環境は刺激になるはずです。
時間を確保するため地方公務員が良いという意見をありますが
地方公務員出身の税理士はほとんど聞いた事がありません。
のんびりした環境と、職場での気遣いで
モチベーションが続かないのでしょう。
金融機関出身者は、時間はきついはずなのですが結構おられます。
意識が高いのでしょう。
なお、メーカーの場合、経理以外は
仕事との関連がなさ過ぎて苦労するのであまりお勧めしません。
(3)どのくらい勉強が進んでから入所すべきですか?
A、
①早めの合格を考えると
事務所に入る前に2科目か3科目程度
合格レベルにしておいた方が良いでしょう。
まとまった勉強時間は就職後は確保しにくくなります。
②全科目合格してから働く方法
BIG4等の極端にきつい事務所以外はお勧めしません。
適性のない30代の「有資格者」をだいぶ見てきました。
採用されることも少ないでしょうし、
人生のやり直しはできなくなっています。
試験の合格はゴールではありません。
2年間の実務経験がないと税理士になれません。
③税理士になるつもりはない方
働くことが目的の場合、早目に就職しましょう。
給与水準が必ずしも高くない税理士事務所に
税理士にならずに勤務する意味は
男性には、あまりないかもしれません。
なお、女性の場合、会計事務所は
営業ノルマも、急な対応も少なく
家庭と仕事の両立がしやすい職場です。
(4)大学院での免除について
税理士試験は、大学院の修了で
一部科目が免除になることがあります。
私自身は、現行制度なら問題ないと思いますし
採用で区別しません。
(実際、免除者も在籍しています)
ただ、批判があることも事実ですし
中小事務所では、育った途端、
独立されるリスクもあり、採用されにくいでしょう。
大学院免除を受け入れる中堅以上の税理士法人は
一定のポテンシャルの高さ・若さを要求しています。
(ポテンシャルの高い若い人なら
免除を使っても使わなくても
合格までの期間に差はないでしょう)
厳しいようですが、勉強ばかりで、
コミュニケーション能力が不足した
魅力のない未経験者を受け入れる会計事務所は少ないと思ってください。
30代なら致命的かもしれません。
税理士2世以外は「未経験」のうちに
大学院に行くのは大変危険です。
働いて適性を確認してからでも
大学院入学は遅くないでしょう。
会計事務所「経験者」で、仕事が出来る人が
大学院に行って資格を取るのは有効でしょう。
年齢が上がったり、仕事が増えると
仕事と受験の両立はきつくなります。
当法人でも税理士試験に行き詰ったら
大学院に行ってもらっていいと考えています。
両立を考えるなら
通信制や夜間・週末中心の大学院もあります。
なお、「はじめての就職」はこちら
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